格安キッチンカーレンタルキューブリンク

人気!軽トラキッチンカーのおすすめポイント

キッチンカーでの開業をお考えの方にとって、どんな車種で開業するかは重要なポイントです。この記事ではまずキッチンカーとしてどんな車種形態やサイズがあるのかをご紹介し、その中でもっとも適していると言われる「軽トラキッチンカー」の魅力やポイントを詳しく解説いたします。注意して押さえておくべき点やキッチンカーレンタルの活用についてもご紹介します。車両選びの参考にぜひお役立てください。

トラック

荷台部分に別途に製作したキッチンスペースを搭載しており、キッチンカーとしてもっとも目にする機会が多い、一般的なタイプです。荷台のスペースを丸ごと使用でき、高さ制限も一般車よりゆとりがあるため大人2人が立って作業出来るスペースを確保できます。また、上記の4タイプで比較した場合に大きなデメリットもないため、キッチンカーに最適と言えるおすすめの車両です。

バン

ワンボックスタイプの車両をキッチン仕様に改装したもので、内装を整えるだけで軽トラックのように別途キッチン部分を製作する必要がなく、低価格で用意できます。しかし、車両の高さが一般車と同じであるため立ち作業はできません。基本的に椅子に座っての作業となるため、身体に負担がかかりやすい点がデメリットです。週末などのイベントで来客が途絶えない状態になれば休憩する時間は取れませんし、長時間座りっぱなしでの調理・接客は腰や背中、肩を痛める可能性が高いのではないでしょうか。

ウォークスルーバン(デリバリーバン)

運転席と荷室の間を車から降りることなく自由に行き来できる構造の車両です。花屋や宅急便の配達車をイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。キッチンカーとして営業許可を取るとなると、まず運転席と荷室を壁で仕切る必要があるのでメリットが失われがちです。また、ウォークスルーバンの製造が盛んだったのは1980年代であるため流通しているものの多くは年式が古いという問題もあります。

トレーラー(牽引移動販売車)

車とキッチン部分が別々の車両となっているタイプです。キッチン部分はエンジンを持たず、別の車で牽引して移動します。そして運転の保安基準による制限がないため、内外装の自由度が高く、理想的なレイアウトが叶いやすいというメリットがあります。また車が故障しても引き続きトレーラーは使用できますので、トラブル時のコストを最小限に抑えられるのも利点です。トレーラーの総重量が750kg未満なら普通自動車免許で牽引することが可能ですが、その運転には慣れが必要です。特にバックの時のハンドル操作を身につけていないと事故に繋がりかねないため、キッチンカー初心者には、ややハードルが高い営業形態かもしれません。

小型=軽トラ・軽バン

車種はトラックの場合、定員1~2名の「キャリイ(スズキ)」や「ハイゼット(ダイハツ)」など。軽バンは定員1名の「エブリィ(スズキ)」などがあります。小型は車両が小さい分、中型・大型に比べて安価で初期費用が抑えられることが最大のメリットです。さらには小回りが利き、運転がしやすいというのも魅力の一つ。狭いスペースで駐車が出できるため、人通りが多いものの駐車スペースが限られる都心のオフィス街や駅前の広場、奥まった道の先にある団地などにも問題なく出店が可能といえます。ただし、立ったまま作業ができる軽トラックでも天井の高さは1.8mほどです。身長が175cm以上ある方は、天井に頭がついてしまわないかを確認したほうがよいでしょう。

中型=バン

車種は定員2~3名の「ハイエース(トヨタ)」や「キャラバン(日産)」などがあります。軽トラックよりも車両が広く、2~3名のスタッフが同時に作業できるため、効率の良い料理の提供が可能となります。多くの来場客が見込まれ、料理の提供スピードが求められるイベント出店などにも対応することが可能なサイズです。軽トラに比べれば車両価格が高い、運転時の小回りが利かないなどの懸念点はありますが、特筆すべきほどの大きな差ではありません。営業形態に合わせて自分により最適だと思うほうを選ぶとよいでしょう。

中型=1~2tトラック

車種は定員2~3名の「タイタンダッシュ(マツダ)」「アトラス(日産)」や「エルフ(イスズ)」などがあります。広いキッチンスペースを確保でき、さまざまな厨房機器の設置や大量の食材の積載が可能です。また、これによってメニューの多様化・複数人での営業も実現できるため、売り上げの最大化をはかりやすくなります。しかし、この車両の大きさはデメリットにもなりえます。一般的な自家用車より大きいので運転が難しく、広い駐車スペースが無い場所には出店が不可能です。そして車両購入時の初期費用が高く、燃料代や保険などのランニングコストもサイズが小さい車両に比べて高額になることも念頭に置いておきましょう。

1.立ったまま作業でき、身体への負担が少ない

キッチンスペースの高さは1.8mほどで、立ったまま調理や接客が可能です。座っての作業を余儀なくされてしまう軽バンなどに比べて動きやすく、効率的に仕事を進められて腰や背中、肩など身体への負担が軽減できます。

2.狭い場所でも出店が可能

軽トラなら、中型以上のトラックでは難しい都市のオフィス街や小さな商店街などの狭い場所、駐車スペースが限られた場所でも問題なく出店できます。中には「軽自動車のみ販売可能」という条件付きの出店箇所もあるので、軽トラキッチンカーは出店チャンスが多いと言えます。

3.小回りが利き、運転しやすい

コンパクトな車両は小回りが利き、自家用車と似たサイズ感でテクニックに自信がない方でも運転しやすいのが特徴です。中型以上のトラックでは通り抜けしにくい狭い道路も楽に走行することができます。

4.二人作業で効率的に料理を提供できる

軽バンやウォークスルーバンは社内のスペースが限られているため、キッチンスペースでは基本的に1人でしか作業が行えません。その一方で軽トラなら、荷台部分を丸々作業スペースとして使えるため2人での作業も可能となり、効率的に料理を提供していけるはずです。

5.お客様と目線の高さを合わせやすい

中型以上のキッチンカーは車高の関係上、会計や商品の受け渡し時にお客様を見下ろす形となります。その点、軽トラキッチンカーはそのコンパクトさから目線の高さがお客様と近く、親近感を与えつつ接客することが可能となります。

1.積載スペースが少ない

コンパクトさが魅力の軽トラですが、その分積載スペースには限りがあります。多くの小型キッチンカーに設置される40Lまたは80Lの給排水タンクでは、行える調理工程も限られてくるということです。かといって大きいタンクを搭載すると、その分食材や調理器具などほかに必要なアイテムの積載スペースが少なくなるのが悩ましいところ。タンクの容量によってルールが異なりますので、事前によく確認・検討を行い、計画を進めることが重要です。

2.車高が2mを超える軽トラキッチンカーは普通車扱いとなる

軽自動車として扱えるのは「車高が2mまで」という決まりがあります。軽トラックを改装してキッチン部分を載せると高さは約2.5mになりますので軽自動車の範囲を超えてしまいます。その場合は運輸局(陸運局)にて構造変更の手続きを行い、普通自動車扱いの「特殊用途自動車」(通称8ナンバー車)として登録する必要が生じてきます。

3.普通車としての税金と中型車両の高速代がかかる

構造変更の手続きをすると自動車税は普通車として課せられ、高速料金も中型車両の料金が適用されるため注意が必要です。ネットでは「軽トラキッチンカーは軽自動車だから税金が安い」という誤った情報が発信されることもあるようですが、こうした誤情報に惑わされないよう確かな情報に基づいて選択していきましょう。

構造変更して「特殊用途自動車」(通称8ナンバー車)として登録する

構造変更せず軽自動のままでいるほうが経済的にお得なのでは…?と考えた方もいらっしゃるかもしれません。しかし構造変更して8ナンバー登録を行えば車検に出す際、そのままキッチンカーとして車検を受けることができます。このときに登録していない場合は車検前にキッチン部分を外す必要があり、そのままの状態で車検を通すことができません。一般的なカー用品店やディーラーでは車検を断られるケースが多いでしょう。車検の度にキッチンスペースを降ろす作業は現実的ではありませんので、利便性を考慮すると8ナンバー車として登録したほうがよいでしょう。

キッチンカーレンタルのメリットとは?

調理のしやすさ作業スペースの確認走行性集客力など、こだわりたいことを実現できるかどうか、実体験として確認してみることでミスマッチを大幅に減らせます。実際にキッチンカーを運用してみると、「このコンロが使いやすい」「この配置で製作したい」など、自分の理想のビジョンも明確化されていくはずです。業者に車両製作を依頼する場合にも、しっかりとイメージできるようになるため具体的な注文を行えるでしょう。レンタルなら、もしテスト営業がうまくいかなかった場合でも基本的には返却をすればOKなので、特にデメリットがありません。新たにキッチンカーでの開業・車両製作を検討されている方はぜひ、レンタルを活用して夢への第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。